宮崎信也と中沢新一のボンズ・ヴェール

 新宿校


[新設] 中沢新一 × 宮崎信也 ボンズヴェール(緑の仏教)

●講座内容
遠く古代インドに起源を持つ仏教は、釈尊一人が生み出したものではなく、釈迦族に伝わる大いなる考えが釈尊に流れ込み、仏教として結実したものです。その時、仏教は人間の心だけに注目するのではなく、人間と人間以外のものも包括した宇宙的なエコロジー思想でした。しかし、近代の合理的な思考の中で語られる仏教思想はそのような全体性を失い、人間のことにしか関心のない、近代仏教となってしまいました。
結果、仏教は現代の地球的な問題に対処できなくなっています。空海、熊楠、賢治を奉じる「ボンズヴェール(緑の仏教)」は人間と自然をつなぐインターフェイスとしての仏教を、原点から立ち上げようとするものです。
(宮崎講師・記)

●講師
明治大学野生の科学研究所所長 中沢 新一
高野山真言宗・般若院住職 宮崎 信也

●日時・期間
3月9日 木曜 18:30-20:00 1回

●受講料(税込み)
会員 3,456円 / 一般 4,104円

●講師紹介

中沢 新一 (ナカザワ シンイチ)
1950年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。宗教から哲学まで、芸術から科学まで、あらゆる領域にしなやかな思考を展開する思想家、人類学者。明治大学 野生の科学研究所 所長、グリーンアクティブ代表。
著書に『チベットのモーツァルト』(サントリー学芸賞)、『森のバロック』(読売文学賞)、『哲学の東北』(斎藤緑雨賞)、『フィロソフィア・ヤポ
ニカ』(伊藤整文学賞)『カイエ・ソバージュ』全5巻(『対称性人類学』で小林秀雄賞)、『緑の資本論』、『精霊の王』、『アースダイバー』(桑原武夫学芸賞)、『芸術人類学』、『三位一体モデル』、『ミクロコスモス』シリーズ、『狩猟と編み籠 対称性人類学Ⅱ』、『鳥の仏教』など多数。

宮崎 信也 (ミヤザキ シンヤ)
1956年徳島生まれ。大谷大学大学院修士課程・文学修士。高野山真言宗・般若院住職。明治大学野生の科学研究所研究員・多摩美術大学芸術人類学研究所客員研究員・四国大学非常勤講師。編著書に「東方の知恵」「ブッダの方舟」(共著)